カルグクス


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雑学の宝庫 

更新日:
 2009年8月2日


◎カルグクス、カルグッス(칼국수)
 韓国式うどん。

 手打ちの麺を使った切り麺料理です。日本のうどんに似た料理です。「カル(칼)」は「包丁」、「グクス(국수)」は「麺料理」という意味です。これは、小麦粉で作った麺生地を包丁で切ってつくることから、このように名づけられたと言われています。
 細めの平麺の場合が多く、食べやすい料理です。この点からは、うどんと言うよりもきし麺が近いかもしれません。しかし、麺は、きし麺ほどは平たくありません。
 包丁で切った麺を別の鍋で茹でず、鶏や煮干しでダシをとったスープに直接入れて、その中で茹でるため、とろ味のある仕上がりとなっています。ぐつぐつ煮だったスープに麺をぱらぱらと落とし、麺に火が通って浮き上がってきたら、ズッキーニ、長ネギ、薄切りにした唐辛子、鶏肉などを入れ、もう一煮立ちさせて完成です。
 基本的に手打ちの麺をカルグクスと呼びますが、最近は機械打ちの麺を使用する店も増えてきたようです。具やスープのダシなどは、地方の特徴による部分が大きく、様々な種類があると言えます。海産物の豊かな地方では、イワシ、貝やアサリなど、山間部では鶏肉などを使用することが多いようです。
 ちなみに鍋料理でも、具を食べ終わって、残ったスープの中に麺を入れて食べる場合が多いのですが、このカルグクスの麺はスープのダシがよくしみ込むため、鍋のシメに適しています。
 また、スジェビとカルグクスを半分ずつ混ぜたカルジェビ(칼제비)という料理もあります。これは、単純に、麺の形状の違いによる食感を一緒に楽しむ料理です。




        ヘムル(海鮮)カルグクス




      こちらもヘムル(海鮮)カルグクスです。



◎カルグクスのおいしいお店、一山カルグクス(2007年12月28日、中央日報)
 京畿道、一山(キョンギド・イルサン)のカルグクス(韓国式切り麺)は非常に有名だ。しかし、いざ一山に行ってみると、あちこちでわが店こそが「一山カルグクス」だと主張し、全く同じ看板を掲げている。
 ‘本物’の一山カルグクスが食べたいなら、駐車場が広い店を探すのがポイント。他の飲食店に比べ‘本物’の一山カルグクスの店の駐車場は本当に広い。店内はお客さんでぎっしり埋まっていても駐車場は余裕があるほどだ。刺激的なキムチと香りのよいカルグクスの相性は幻想的。寒いこの時期に人々が押しかけるグルメな店だ。
 カルグクスという食べ物はラーメンのようにありふれた食品に分類されてしまうが、実際にカルグクスは機械で作った瞬間、本来の持ち味である麺のコシを失ってしまう。直接、手でこねて麺にしてこそ、本物のカルグクスの麺。この店の厨房では「本物」のカルグクスを作るために麺だねをこねる人だけでも4~5人いる。
 ネギ、ニンニクの8種類の野菜と、鶏を使って濃く煮出したスープもコシが強い麺に劣らぬこだわりの味。風の吹くまま気の向くまま、この店の代表メニューである鶏カルグクスを食べに来る客がどんどん増える季節だ。

 メニュー
  鶏カルグクス:6,000Won
  しじみカルグクス:6,000Won



        一山カルグクスの鶏カルグクス


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