チゲ、クッ、タンの違い


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更新日:
 2008年8月15日


◎チゲ、クッ、タンの違い
 韓国のスープ料理の呼び方には、クッ、チゲ、タン、チョンゴルという4種類があります。ヘジャンクッキムチチゲカルビタン、ナクチチョンゴル、など、見た目は同じようなスープ料理ですが、それぞれの呼び方は異なるものです。その違いは、一体、何なのでしょうか。

・クッ(국)
 昔から使われた韓国語で、クンムル(具以外のスープを指す言葉)の短縮形です。薬味程度に野菜や海藻などが入っているものが多く、日本でいう汁、お吸いものみたいなものを指すようです。味付けは醤油、塩、あるいは味噌、唐辛子味噌など、あっさりしたスープが多いようです。

・チゲ(찌개)
 クッよりもスープが濃く、肉、海鮮、野菜などの材料を入れて煮立たせた濃厚スープを指すようです。味は辛いものが多いです。

・タン(탕)
 漢字で「湯」と書きます。肉や骨を長時間煮出したスープをベースに、その中に肉や野菜などの材料を入れて軽く煮て食べる場合が多いようです。半透明、白濁スープものと、肉、野菜、魚などをたっぷり入れた辛いスープものがあります。カルビタンも、一般的には透明なスープの店が多いのですが、一部、赤くて辛いスープの店があります。

・チョンゴル(전골)
 チョンゴルは漢字で「煎骨」と書いて「鍋料理」を表しています。これは、鍋に材料を盛って、テーブルの上で煮ながら食べる鍋料理を指します。日本の鍋料理と同じものだと考えられます。

 もちろん、上記の分類に当てはまらない料理もあると思います。それぞれの理由を調べてみると、面白いかもしれませんね。









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