トトリムッ


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雑学の宝庫 

更新日:
 2009年8月2日


◎トトリムッ、トトリムク、ドドリムッ、ドドリムク(도토리묵)
 どんぐりの寒天。

 くぬぎ、ならなどの種子、つまり「どんぐり」、「かしの実」のたぐいの成分を「固めた」ものを一般に「トトリムッ(도토리묵)」と呼んでいます。「ドングリ」が、「ととり(도토리)」で、「固める」が、「ムッ(묵)」です。
 ドングリの皮を剥いて、実を粉にして、水に何度もさらして「あく」を抜きます。「あく」とは、「タンニン」などの渋味成分です。あくを抜いた粉を熱して糊状にし、冷やして固めたものが「トトリムッ」です。
 茶色い豆腐のような感じで、非常に柔らかく、箸で掴むのは至難の業です。幅2cmくらい、厚さ1cm、長さ20~30cmくらいの麺状(板状)になっていますが、むしろ、スプーンですくって、スープと一緒に食べる方が楽です。トトリムッ自身には、味がありませんので。
 大田では、有名な地域があるようで、何軒も、このトトリムッのお店が立ち並んでいます。しかも、非常に分かりにくい場所にあるにも関わらず、お昼時には予約客も沢山来るし、予約のないお客も沢山来るし、で大変な混雑になります。これは、近年、「健康食」として人気が出ていることにも原因があるようですが。
 一般的には、料理屋さんの付け合わせで出されて、目にすることが多いと思います。この場合は、5cm四方の薄い豆腐のように見えるかもしれません。是非、一度、おなかいっぱいになるまでトトリムッを食べてみてください。



   茶色い板が「トトリムッ」ですが、分かりづらいですね。






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