ユッケジャン


  メニュー 

海外事情 

中国 

台湾 

韓国 

 韓国体験記 

 韓国の地理 

 韓国の料理 

 韓国の御土産 

 韓国のニュース 

インド 

シンガポール 

タイ 

リンク 

雑学の宝庫 

更新日:
 2008年8月15日


◎ユッケジャン(육개장)
 牛肉の細切りを入れた辛いスープ。

 ユッケジャンは、朝鮮時代の宮廷料理のひとつとして発達した料理で、もともとソウルの郷土料理です。韓国では、かつて夏の暑い時期に犬肉で作る狗醤(ケジャン。現在はポシンタンと呼ばれています。)を食べる習慣がありました。しかし、犬肉を好まない人もいたため、犬肉の代わりとして、牛肉を使ったケジャンが作られるようになったそうです。そこで、肉狗醤(ユッケジャン)と呼ばれるようになったそうです。つまり、ポシンタンの代替料理のひとつです。
 作り方は、ポシンタンと全く同じで、肉を犬肉から牛肉に変えただけです。牛肉のあばらの部分を十分に煮込んでから筋状に引き裂き、さらにそのスープに長ネギ、豆モヤシ、ワラビ、芋茎などたくさんの野菜を入れ、唐辛子、ニンニク、醤油、コショウ、コチュジャンなどを用いて辛く味付けします。
 他の地方より蒸し暑い大邱(テグ)でも「以熱治熱」(熱を以て熱を制す)ための料理として、よく食べられています。こちらは大邱の地名をとってテグタン(大邱湯)と呼ばれています。大邱のユッケジャンは、牛肉以外にもネギ、ニラ、ニンニクなど、より刺激性の強い野菜をたっぷり入れて作るのが特徴です。







inserted by FC2 system