タッカルビ


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更新日:
 2008年7月31日


◎タッカルビ、ダッカルビ(닭갈비)
 鶏肉と野菜を鉄板で辛く炒めた料理

 “タッ”は“鶏”、“カルビ”は“肋骨及びそのまわりの肉”という意味です。ニワトリのムネ肉と、モモ肉と一緒に、ジャガイモ、さつま芋、キャベツ、エゴマの葉、たまねぎ、トッ(韓国のお餅)などをコチュジャン(唐辛子味噌)で甘辛く味付けして、大きな円形の鉄板の上で直接炒めて混ぜて食べる料理です。
 最初に洪川(ホンチョン)で始められた頃は、鍋にだし汁を入れて作る鶏肉料理だったそうですが、炭火の上に石鍋を置いて調理して食べる春川(チュンチョン)式が広まるようになりました。
 2002年頃には、韓国で春川タッカルビが大流行したようで、ソウル市内に多くのタッカルビ屋さんができていました。食堂街を歩いていると、4~5軒のタッカルビ屋さんが軒を連ねていて、どこを見てもタッカルビ屋さんがあるというような状態で、なおかつ、どのお店も多くの人で賑わっているような状態でした。
 しかし、2005年に韓国に行った時には、ソウル市内では、ほとんどタッカルビ屋さんを見ないようになってしまいました。(もちろん、完全になくなった訳ではありませんが。)
 タッカルビは、もともとは、鶏肉が骨付きだったようですが、最近は、食べやすい“骨なしタッカルビ(ピョオンヌン・タッカルビ)”が主流で、好みに合わせて麺や餅、さつまいも、ゴモクなどの追加もできるようになっています。数人で食べていて、具がなくなったら、追加注文をすることもできます。
 このタッカルビは、ピリ辛で美味しく、ビールや焼酎に合うんですね。これを食べていたら、いくらでもお酒が飲めてしまいます。困った料理です。
 タッカルビの楽しみは、これだけではありません。最後まで食べきらないで、鉄板の上に少量の具を残した状態で、ごはんとコチュジャンを足してもらい、チャーハンのようにして食べるのです。これが、また美味しいんです。








こんな鉄板で調理します。



良く火を通して、炒めていきます。



途中で味を足すこともあります。



完成です!



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