テジクッパ


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雑学の宝庫 

更新日:
 2009年8月13日


◎テジクッパ、テジクッパプ(돼지국밥)
 豚肉や豚の内蔵を煮込んだスープに御飯を入れた料理。

 さまざまな部位の豚肉、豚骨、内臓などを煮込んだスープに御飯を入れた料理です。「テジ(돼지)」とは「豚」のことで、「クッ(국)」は「スープ料理」、「パッ(밥)」は「御飯」のことです。すなわち、豚肉のスープ料理に御飯を入れた料理です。
 具として、薄切りにして茹でた豚肉が入っていて、ネギを散らしてあります。釜山を始めとする慶尚道の名物料理のひとつです。ソウル近郊では、味わうことができない料理です。
 もともとテジクッパは朝鮮半島の北側(現在の北朝鮮)で食べられていた料理だそうです。1950年に朝鮮戦争が起こった際、北から釜山に避難してきた人達が伝えた料理だそうです。牛肉などが不足していた時代、牛の代用として豚肉や豚骨を長時間、煮込んで作った料理がテジクッパなのだそうです。
 テジクッパには、「タデギ(다대기)」が入って出てきます。タデギとは、唐辛子や醤油などを混ぜ合わせた、韓国の合わせ調味料です。唐辛子、ニンニク、ネギを中心に、醤油、塩、コショウ、ゴマ油、砂糖などを加えて作られますが、タデギに使用される香辛料、調味料に決まりはなく、用途や好みに応じて様々な配合がされています。市販品もありますが、家庭では料理を作る際、その都度、調合されている調味料です。
 テジクッパの味付けは、自分好みで調整します。塩味の調整には、セウジョ(새우젓:アミの塩辛)を使います。さらにニラ、胡椒なども入れて、味を調整します。最初は素麺を入れて食べて、その後、御飯を入れて「クッパ」にして食べるのが良いようです。



       こんな感じです。




       これが、付け合わせのセットです。




       アミの塩辛で味付けをします。




       さらに、ニラをいれます!




     まずは、素麺を入れて、いただきます。




      お肉も別に注文しちゃいました。





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